2018年度東京国立博物館年間スケジュール
2018年度の東京国立博物館の年間スケジュールが発表になったので、いくつか見ていくことにする。
特別展
「縄文―1万年の美の鼓動」
前々から予告されていたが、最大の目玉は「縄文―1万年の美の鼓動」になりそうである。
もともと縄文土器というのは、後輩の弥生土器や須恵器と比べてもとっつきやすいし、考古学ファンも美術ファンも呼び込めるというのも大きい。
NHKとの協賛なので、日曜美術館とかで特集が組まれるに違いない。あー、混むんだろうな……。
結局中世史専攻で落ち着いてしまったが、ある時期私は日本の考古(しかも縄文時代)を専攻にしようとしていた。意外と成績は上々で、当時の先生にもこっちに来ないかと言われたのだが、体力がないと言って断った記憶がある。
「京都 大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ」
個人的に気になるのは、「京都 大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ。2017年度は運慶展が大ヒットしたが、またも慶派である。
どうも平成館の半分だけの規模になるようなので、コンパクトな展示になるのだろうと想像。
特集
江戸の仏像から近代の彫刻へ
地味に江戸の仏像の展示ってそんなに見ない気がするので気になる。浮世絵がどう西洋絵画になったのか……という展示はよく見るが。
中国写真紀行 ―日本人が撮った100年前の風景―
100年前というか、現代の中国も行ったことがない(台湾ならある)ので、比較のしようがないが、気になる。
大判と小判(仮)
こんなん、気になるに決まっとるやん……。
企画
博物館でアジアの旅
平昌五輪の開会式・閉会式で韓国文化に触れて以来、個人的にアジアが熱いので、せっかくだからちょっと勉強したい。
その他
焔
大学時代、日本美術史の講義で印象に残った絵。前も展示していたような記憶もあるが……。
秋草図屏風
個人的に好き。
童子切安綱
あの有名な刀やん、という野次馬的興味。某刀剣擬人化ゲームではまだ実装されていないはず。
冨嶽三十六景・凱風快晴
あの有名なやつやん!!
というわけで、いくつ行けるか分からないが、できるだけ見に行きたい。